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Posted by ミリタリーブログ at

2016年09月27日

絶好のゲーム日和でした。

先週末、福岡の某アウトドアフィールドに行って参りました。ご一緒した皆様、ありがとうございましたm(_ _)m

ベテランの戦い方を見ていると、やはり「どれだけ仲間を前進させて一緒に戦えるか」ということを意識したほうが勝てる気がしました。ベテラン勢が熱くなると、戦いにも締まりが出てより楽しめますね。
そういえば、相互支援しながらの前進はやはりサバゲでも使える戦術です。烏合の衆になることなく、互いに支援しながら前に進みましょう。前線で膠着状態になった際に迂回できないのであれば、頭数が足りず押されそうな所に支援に入る着意も必要です。「戦いは火力だよ、アニキ!」

今回、我々は興味ありそうな人や元同僚などを巻き込んで総勢25名での参加でしたが、みんな楽しんでくれたようで良かったです。参加者がエンジョイしている様子を見て、途中から戦果をあまり気にしなくなってしまいました。俺も歳取ってしまったなぁ…( ´Д`)y-

左門がカッケェ。あんなに一緒になって作戦を考えていたのに、チーム分けでは別々に。初参戦Treanをエスコートしてくれました。

Treanは「短いのがいいです」ということで、MP5PDWを使ってもらいました。2丁拳銃に憧れているそうでグロック19とマグナMEUを用意したものの、ウェスト細過ぎて装具が…(・_・; 女性に装具を貸す時は気をつけましょう。

ベテラン源内が今回も大活躍。福岡に長期出張中で一緒に参戦できました。明確なコンセプトを持ったカスタムガンや合理的な戦闘スタイルなど、いつも参考になります。タナカM327でキル取れたそうです。羨ましい…!

半年以上のブランクでホーンの鳴らし方を忘れたチャンドラー。1度目のフラッグゲットの時はハンドガンも含め全弾撃ち尽くしていたそうです(・Д・)サスガ…。

いつも頼りになるチーフは昼過ぎにRTB。お疲れ様でした。
チーフ不在の時も何度かCHARAと組前進を試み、「これは上手くいく」と確証を得ることができました。

グレネード!ガーラントとフジモンもランチャー使いなのです。
「ジャスタウェイ」こと私の8ミリモスカート、どこいったんだろ…orz
※無事に見つかりましたm(_ _)m

さて、次回も頑張るべく武器整備をしなくてはなりませぬ。M13のマガジン内オイルがけっこう染み出してきたので対策が必要なのと、長掛けホップ+ルーズバレルにしたM14が殊の外当たらなかったのでパッキンかバレルを再度交換予定です。他の銃はフラット弾道で40mマンターゲットを外さなかったというのに(´・ω・`)例えば…

MASHに貰ったグロック18Cを中古パーツで修理し、メープルリーフの変態ホップパッキン(名前忘れた)を搭載、MASHに貰ったカービンキットに組み込んでます。M14より5倍軽く、メイン武器を切り替えようか本気で悩みました(・_・; サイドアームとマガジンを共用できるのは大きな強みですね。

念のため予備に持っていったGHKのAKM。偶然手に入ったタニオコバのホップツイストバレルにあり合わせのマルイパッキンを合わせ、とりあえず撃てるようにしていました。で、フラット弾道で40m先のマンターゲット上半身にまとまります。もちろんガスブロです。
やはりエアガンの命中精度で大事なのはパッキン×バレルのバランスと本体剛性のようです。我が家の優秀選手のレシピは、
M16A2改グレネーダー→メタフレ化しアウターバレルピースをショートに交換、合わせて中古純正インナーバレルを搭載。Wホールドチャンバーパッキンにメカボノーマル準拠で握り拳@30m
トンプソン→舞台小道具として8年間無可動熟成の後、我が家に仲間入りし純正チャンバーパッキンだけ交換。15センチ@30m
最盛期のM14→レイブン01バレル256mmにWホールドチャンバーパッキン、反動制御のため気合いを入れれば18センチプレート外さず@30m

M14、Wホールドチャンバーパッキンにするかメープルリーフの新しいパッキンを買ってみるか、ツイストバレル組んでみるか悩んでおります。命中精度でAKに負けるM14なんて悔しいではないか!
予算?それはもう…おや、誰か来たようd
(写真:福岡サバゲーランド新宮店より
◎蛇子さんカッコよく撮ってくださりありがとうございましたm(_ _)m)  


Posted by m14gbbshooter at 08:01Comments(2)

2016年09月21日

FBIスペシャルをmake more tactical!


FBI制式拳銃M13、軽快なKフレームからパワフルな357マグナムを撃ち出す傑作です。

アメリカにいた時、シューティングレンジでたまたま隣にいたニイチャンのご好意でM65を撃たせてもらったことがありますが、まさに「HOT」といった感触でした。ハバネロパウダーをかけたカレーライスくらいのホットさでしょうか。

ズバっと抜いて腰ダメで速射、FBIはそんな使い方をしていたようです。コンシールドキャリーに適したラウンドバットグリップを備えています。彼らはM19の4インチモデルもラウンドバット化して支給していたとかなんとか。

「Kフレニスト」関西の巨匠butchさん作、タナカM13デタッチャブルアウターバレルカスタム・アドバンスド90です。TNバレルにマルイVホップパッキン、内部フルチューン済みの逸品。これ以上のガスガンは手に入らないのではなかろうか。
WEM14「スチールハイダーは?」
KSCM4「ガンコート屋さんは?」
VFCM4「イナズマモーターは?」
M700AICS「チャンバー交換は?」
嫁「サイコパスBDboxとカバネリ…」
今度だ!楽しみにしておきなさい!(・Д・)ノ

ということで、M13が我が家にやってきました。すまんな、みんな。
内部マガジン機能がライブでリロードの必要がなく、サバイバルゲームでもガンガン使えます。今度のゲームに投入する予定です。そこで、全く手に合わないお洒落な純正木グリを交換することに。M13ミッドナイトブルーに取り付けていたホーグのバンタムグリップを移植します。

タナカのペガサスリボルバーはグリップ内にガスタンクがなく、実銃と同じ構造です。フレームのピンでグリップを固定するので、1ピースのラバーグリップをネジ不要で固定できるのです(・ω・)バンタムグリップはフレームを挟み込む構造で、「ホーグバンタムツール」という大層な名前のついたプラ製コの字型工具を使って簡単に脱着できます。

グリップの説明書に従い、スルスルと装着します。ちなみに説明書には「バンタムツールがない場合は、代わりにカード等を使うとよい」などと書いています。さすがカード社会アメリカ。

完成しました。タクティコゥな感じです。何となくレザーマン「ブラスト」を並べてみました。工具箱から道具を出すのがめんどい時はこれ1つで事足りるので、けっこう重宝してます。

M13ミッドナイトブルーモデルと。2丁並べると、処分するのは勿体無い気がしてきまさた。
ホーグのグリップに交換し戦闘力がアップしたM13、ゲームへの投入が楽しみです。ロングレンジでの試射は…「実戦で体で覚えな!」ですな。

我が家でのFBIごっこも捗ります。さすがにホーグのフィンガーグルーブは女性には大きすぎるようですが^ ^;

嫁の好きな言葉は「Move!」です。  
タグ :装備、銃


Posted by m14gbbshooter at 23:33Comments(4)

2016年09月20日

WAガバメントをちょいイジる②マガジンの修理


マグナブローバックはいいぞ!

派手なブローバックにイジりがいのある存在感…。
SCW3なら命中精度もマルイに負けない!(当社比)

ということで、マグナブローバックの魅力に取りつかれMEUピストルを購入し、先月のインドアゲームに意気揚々と参加した我が小隊の若頭ラガーマン。いきなりマガジンを落としてリップを割り、1発も撃たずに発射不能となったのでした(・_・; ゲーム自体は私のスペアマガジンを貸して切り抜けたものの、壊れたマガジンは要修理。そういえば我が家にWAガバのマガジンリップが1つだけあったな…ということで、なけなしのスペアパーツを提供して修理することにしました。そもそもラガーマンにマグナブローバックを教えてしまったのは私なので^ ^; Welcome to MAGNA!

マガジンリップを交換するためにはネジ1本外すだけで分解できるようです。

六角レンチでまずはバルブロックを固定しているナットを外します。
その後バルブロック周辺を外します。

ガッポリと外れました。

続いてガスルートパッキンを棒状の物を使って外します。

そしてリップを後ろにスライドして外すと準備完了です。

BBフォロアーを外さずに作業する場合、引っ掛けて折らないよう気を付けないといけません。
「いつか使うハズ」と思い渋谷の総本山で購入し、数年間ストックしていた新品のリップと交換します。

逆手順でサクサク作業し、あっという間に完了しました。

作動チェックも完璧。

今度のゲームで貸し出す銃の整備もあり、せっかくなので我が家のマグナ1911達の記念撮影です。


普段は私もサイドアームにマルイMEUピストルを使っていますし、マルイのガバメントは高性能なのは間違いないのですが、マグナ1911はブローバックの勢いも質感も素晴らしく、ガバ好きにはたまらない一品です。
ちなみに私のMEUピストルはJアーモリー製で、それに触発されたラガーマンもJアーモリー製MEUピストルを選びました。いい部下を持ったものです(T ^ T)  


Posted by m14gbbshooter at 23:39Comments(4)

2016年09月17日

サバゲ初参戦、どーする?


第壱小隊の紳士淑女諸君、今日は「初陣の心構え」について説明する。もし出陣までに自前で銃、装備品を揃えたいなら、近所には「エチゴヤ南福岡店」や「タムタム筑紫野店」、「猫奉行」などショップが多数ある。前回の説明を参考にして有意義なショッピングを楽しみたまえ。
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e765954.html

さて、普段の戦いでは猛者揃いの諸君だが、サバイバルゲーム初参戦時は戸惑うことになるだろう。そんな時は無理をしてはいけない。周りの先輩に聞いて、思い込みや勘で行動しないよう気をつけてほしい。

1 武器(銃)の取り扱い

恐らく初参戦の時は先輩の銃を借りることになるだろう。使い方がわからなければ遠慮なく質問すること。貸し出す側はしっかり教えてくれるはずだ。共通なのは
・フィールド外では必ず弾倉を外し、安全装置をかける
・ゲーム時以外、銃口を人に向けない
・フィールド内外を問わず、発砲時以外は引き金に触れない

それに加えて、丁寧に扱うよう気をつけてほしい。見た目はタフだが、エアガンは違法改造や悪用防止のためにワザと弱く作られている部品もある。ストックだけ握って振り回してヒビが入ったとか、銃身をバリケードにぶつけてひん曲げたとか、よくある話だ。物品愛護の精神を忘れるな。
銃を事前に借りている場合、フィールドまではケースに入れて運搬するように。

いくら「本物ではない」とはいえ、銃の形をした物を見て嫌悪感を抱く人がいるのは事実だし、誤解を招いてトラブルの元になる可能性もある。それに、剥き出しだと大事な銃に傷がつくこともあり得る。

2 持ち物

基本的にゴーグルさえあればどうにかなるが、やはり持ち物も先輩に確認して揃えたほうがいい。ゴーグルはサバイバルゲーム専用のものが安心だ。危害予防のためフェイスガード付きのものを強く勧める。

サバイバルゲーム専用でないものは強度不足の場合があるので、よく調べてから使うこと。
手袋、帽子、虫除けはないと困るだろう。予想外に汗をかくからタオルもあったほうがいいし、野戦の場合は必ず汚れるから着替えは必須だ。
BB弾は数年で自然分解する「バイオBB弾」を使用するが、様々なブランドから多種多様な重さの物が発売されている。フィールドの指定や銃との相性があるので、先輩に確認するとよい。銃に合わせた最適な弾を分けてくれるかもしれない。事前に買えなくてもフィールドで販売していることもある。慌てて買ったらフィールドレギュレーション非適合だった、などということもあるので気をつけてくれ。
初めのうちはゴーグルなどレンタルで済ませ、慣れてきたら私物を購入するのもアリだ。

3 ゲームでの戦い方
ゲームのルールや戦い方のコツは様々なところで紹介されているから、今日は説明する必要はないだろう。フィールドでは朝のミーティングでルール説明があるし、特殊なルールのゲームは開始前に必ず説明があるので聞き逃さないように。

わからないことや聞き漏らしたことがあればフィールドマスターや周りの人に確認し、間違った認識のまま戦闘しないよう注意すること。
当初から後方にいてはつまらない。前衛の5〜10メートル後方から、どう戦っているか見ながら、先輩に教わりながら戦うといい。単独行動は禁物、カモになるだけだ。

4 仲間との連携
意外に思うかもしれないが、フィールド内でのコミュニケーションと同じぐらいフィールド外・セーフティエリアでのコミュニケーションが連携戦闘に重要なものとなってくる。とは言っても特別なことをする必要はない。同じフィールドで戦う仲間なので仲良くやろう、ということだ。



さて、ここまで長々と説明したが、テンパる必要はない。大事なのは次の3点だ。

1.安全第一
2.説明をよく聞き、わからないことは質問する
3.社会人としてのモラルとマナーを守る

ゲーマーは基本的に仲間を大事にする。同じ戦場で戦えることを楽しみにしているぞ。
今回は以上だ。小隊の戦闘に関しては別途資料を配布する。質問はないな?あればいつでも受け付けるぞ。
それでは諸君、良い週末を。解散!

《参考》
ブランク明けと初心者の即席パーティが常連と戦って勝率7:3を稼いだ時の話
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e738073.html
ブランク明け:NAMBA、MASH、源内
2戦目:バブルス
初参戦:SALA

追伸
次のゲームで貸し出すためにVFCのM4ランサーの調整を切り上げ、アクセサリーを取り付けました。メカボはノーマル、早くイジりたい…(・_・; モッサリした動作のクセに初速は89〜90程度でそれなりに安定しており、Wホールドチャンバーパッキンの効果がどうなのか楽しみです。けっこう軽量に仕上がっているので、初参戦のTreanに使ってもらう予定。

電装系だけは安心の「GENNAI WORKS」エンジニア源内によるカスタム高効率配線搭載です。

(カスタムショップではありません。念のため)

だんだんワクワクしてきたぞ…‼︎  
タグ :サバゲ


Posted by m14gbbshooter at 20:21Comments(0)

2016年09月14日

ガスガンのはなし。

ガスカンではありません(・_・; 「ガスガン」です。あの個性的な四角いグラサンは自分には似合いそうにありません。

我が家でブームのアニメ「甲鉄城のカバネリ」に出てくる銃…どう見ても外部ソース式ガスガンなのです。軽〜るクンではなさそうですが、M4シャーマンでしょうか?

蒸気機関が発達した国「日ノ本」が舞台で、圧縮空気の力で弾を撃ち出す武器が主流のようです。…つまり「ニューマチックガン」ということか!カコイイ(・∀・)!!
キャラデザインは「マクロス」の美樹本さんが担当されました。主題歌がEGOISTなのもいいですね。

外部ソース式ガスガン、冬でもガンガン撃てるので便利ですが、使えるフィールド少ないんですよね。昔の話ですが、千葉の「ビレッジ1」では、ブリーフィング時に参加者全員が承認したらレギュレータの封印シール貼付で使用可能でした。グリーンガスで動くM4、カッコ良かったなぁ。
少し前、福岡の某野戦フィールド(外部ソース禁止)でフィールドマスターに話を聞いてみると、「外部ソース式ガスガンに抵抗のある人が多く、お客様同士でトラブルの元にもなりかねないので、申し訳ありませんが『ホースの出ているガスガン』は使用を制限させていただいてます」…ということは⁉︎「弾速規定をクリアしていれば、マルシン5-7のようなCO2マガジンや、外部から見えないようレギュレータを内蔵できる銃は使っていただけます。ご不便をお掛けして申し訳ありません」なんと!!外部ソースどころかCO2禁止のフィールドも散見される中、ありがたい配慮。一部のアンチの嫌がらせなどに負けることなく、このフィールドには頑張ってほしいものです。
…とは言っても、内蔵型外部ソース式ガスガン(ややこしい)はまだ持っておりませぬ。エスコートMP5のエアチューブをいじってストックを付けるか、ガスセミユニット搭載M16を新たに作るか(・Д・)
ちなみにこの前「GUNSHOP元」で購入したコクサイM16A2は、リキッドチャージでも使える2WAY仕様なので安心です。
http://gunshopgen.militaryblog.jp/

M14用CO2マガジン、出ないかなぁ。  
タグ :雑談


Posted by m14gbbshooter at 12:08Comments(0)

2016年09月12日

僕は64式小銃が欲しい②


前回の話はこちら。→ http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e796548.html

盛大な支援射撃の中、64式小銃を抱えて前進する。車載MG手のニイチャンは飛んでくる敵弾を屁とも思っていないようだ。リズミカルな射撃音は鳴り止まない。
『小隊、一斉躍進』
「2班、前方15堆土の線まで早駆け!」Yタケ先輩は戦闘指揮になると豹変する人だ。大人しくついていけば生き残れる。
「2班前へ!」数秒間だけ全力疾走し、土コブの後ろに滑り込む。
「2組とうちゃあく!」口に入った土くれを吐き出しながら報告した。アドレナリンが湧き出てくる感覚はクセになる。
一斉躍進である程度進んだら、交互に支援しながら前進する。
「以後の前進は組前進。当初1組前進、2組・機関銃組は射撃支援」ここから組長としての仕事が忙しくなる。
「2組、前方150敵散兵、指命!」隣にいるシマダが照門を起こし、安全装置をいじっているのが視界に入った。勿論、発砲するまでは引鉄に指をかけないし、訓練では的に狙いを定めるまで安全装置もかけたままだ。副組長のシマダは去年まで神町で無反動砲手をやっていた。体力と口の悪さは一級品である。御目付役を買って出たが、なかなか筋のある奴だ。

「2組てぇ!」アドレナリンを抑えつつ射撃を開始する。
1組が前進し、じきに射撃姿勢を取る。
「撃ち方止め!」次は私達が走る番だ。安全装置をかけ、照門を倒す。
「2組、前方15堆土の線まで早駆け!」あちこちから「ヨシ!」の声が上がる。Yタケさんの直接指揮する1組が射撃を開始した。
「2組前へ!」喊声を上げながら駆け出し、ほんの数秒で第3匍匐の姿勢に移る。銃弾の嵐の中で的になるのはゴメンだ。
早駆けを繰り返し、敵陣までかなり間合いを詰めた。
「以後の前進は各個前進、突撃発起位置につけ」いよいよ敵陣に肉薄してきた。支援射撃は継続し、頭上数十センチを超音速の鋼鉄片が飛び交っている。突入に適した傘型隊形に移行しつつ、第4匍匐で前進する。
「シマダぁ、出すぎるな!左翼に合わせる!」「了解!左翼オセェんだよ!!」砲弾の炸裂音にかき消され、罵声はもちろん届かない。遅れがちな左翼はノロぴょん先輩の組だ。WACなのに攻撃に志願したのは偉いが、体力と練度の差はどうしようもない。そもそもシマダが速すぎるのだが。ノロぴょんの事はAARでYタケさんに指摘してもらおう。もう少し訓練に参加してほしかった。

第5匍匐で頭を地面に擦りつけながら前進し、所定の位置に到着した。
『小隊は突撃発起の位置についた。突撃準備』「着剣弾倉交換!」
妙に長い銃剣は、国旗に対する敬礼や銃剣格闘の際とても便利だ。見栄えがするし、リーチの長さは格闘で有利になる。着剣し何度も引っ張ってロックを確認する。数発残っている弾倉もフル装弾してある弾倉に交換する。準備よし、後は号令を待つだけだ。
『最終弾弾着5秒前』榴弾が炸裂した直後に突撃する。
「第2班、突撃にィ〜」弾着のカウントに被せてYタケさんが吠える。
『弾ちゃーく、今』「進めぇ!」
ドォンという爆発音の直後、一斉に立ち上がり、床尾板を肩に叩きつけるようにして構える。照星だけで狙いをつけて3点射。小銃を抱えて数歩前進し更に短連射、敵の頭を下げさせる。

「突っ込め!」Yタケさんを先頭に突入口へ殺到する。施設の連中が啓開した文字通りの血路だ。ズタズタになった鉄条網に触れてズボンが切り裂かれたが、気にする暇はない。敵陣に進入し横一線に展開する。斜め後方から射撃支援しているMG組を残し、ほぼ全員が突入に成功した。
「前へ!」喊声を上げながら敵陣を蹂躙する。敵を見つけ、全体重を乗せて銃剣を突き出す。床尾の付け根が細くなっているのは、こういう時に握りやすくするためだ。気付いた時には弾倉がカラになり、スライドが下がったままになっている。弾倉交換している暇はない。銃剣を突き出すほうが早い。
「地上戦闘は要するに陣地の奪い合いで、最後は歩兵が陣地を占領する必要がある。戦争が人と人の戦いである以上、白兵戦が無くなることはあり得ない」地上戦闘の心構えをOBの父に教わった。戦いに勝つということを本能で理解する。ハイテク時代の軍人も体は鍛えておくべきなのだ。
「その場に伏せ!脚使用伏撃ち!」陣地内を掃討し、逃走した敵に弾を浴びせる。「てぇ!」銃身からもうもうと煙を上げながら銃弾を吐き出す。
「撃ち方止め!」MG組が陣地内に前進してきた。これ以上弾を浪費する必要はない。攻撃は成功した。
「2班、武器装具点検」シマダとペアになり、異常がないか確認する。64は壊れてはいないが、照準が狂ってないか心配だ。どうせなら左に21クリック分銃身が曲がっていればいいのにと考えながら、硝煙で煤けた相棒を眺めた。
  
タグ :雑談


Posted by m14gbbshooter at 15:32Comments(0)

2016年09月11日

M14をメンテナンスする。

マルイ他各社の電動M14を期待されていた方、すみませんm(_ _)m 私のプライマリーウェポンであるM14、ガスブローバックなんです。重い、長い、装弾数少ない…ゲームウェポンとしては優秀なわけではありませんが、真冬でも動く作動性能(真っ直ぐ弾が飛ぶ訳ではない)、18cm/30mの命中精度(チャンバーパッキン交換後は未計測)、そしてフィールド全域に響き渡る派手な発射音と、ゲームを楽しむ銃としては最高です。勿論、「重さはご褒美」ですし。

カスタム中のVFC M4Lancerと。スコープは参考。。
M14のボルトストップノッチが摩耗したためホールドオープンしなくなったので、今回のメンテではオイルアップの他にパーツ交換も行います。

トリガーガードをいじるとパカっと分離できる秀逸なデザイン。先人達の知恵を借りて分解し、ボルトガイドロッドを交換します。以前に購入したRA-TECH製パーツは反り上がっていて使い物にならなかったので、新たに買い直しました(怒)。

新旧パーツ比較。ノッチがけっこう削れています。今回のパーツは反ったりしていないので安心しました。ささっと組み込み、マガジンハウス部品のネジを締めてチェックのためスライドを動か…せない⁉︎何やねんこれ?
どうやら微妙に干渉するため、ネジを締めると動かなくなるようです。おのれRA-TECHまたしても…!((((;゚Д゚)))))))
まぁこの程度なら擦り合わせの範疇なので、ヤスリでガリガリやって組み込んでやります。「GUNSHOP元」でガンブルー液を買ったのもこのためです。
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e795985.html
元さん、詳細なアドバイスありがとうございましたm(_ _)m
今回は手っ取り早く修復するため、古いパーツをリューターで整形し組み込みました。ついでにボルトキャッチの掛かりを深くするため、マガジンのフォロアーと接する部分にプラ板を貼ってみることに。

わかりづらいけど比較写真です。RA-TECHリアルファンクションボルトキャッチを使ってます。
作動チェックしたところ特に問題なかったので、これでOKにします。ボルトキャッチのプラ板はもう少し厚めでも良かったかな?また掛かりが浅すぎてトラブルが起こるようなら、もう少し厚めのプラ板(下敷きの切れ端)を貼ることにします(今はブリスターパックの切れ端を貼っているので)。

スコープを載っけてみました。処分価格で買った6x42の国産高級品です。ゲームでは使いにくいので普段はTASCO RED DOTを載せています。

長い、でもそれが良い…‼︎  


Posted by m14gbbshooter at 15:27Comments(0)

2016年09月09日

僕は64式小銃が欲しい①


10月とは思えない強烈な日差しのせいで、ドーランを塗ったくった顔が既に汗まみれになっている。識別帯は緑地に黒、1班は逆V字、2班は斜線で塗り分けてある。
小隊は敵の占領下にある「茂みの台」を奪還するー 既にレンジャー隊員が後方に浸透し、特科は敵陣に榴弾の雨を降らせている。コブラのロケット弾攻撃が終わったら攻撃開始だ。私は第2班小銃2組長として攻撃に参加する。

『各小銃組長は小銃弾5発を減じ、組員に配分せよ』射撃よりも指揮に集中しろということなのだろうが、妙な所でケチるなと言いたい。
大事な相棒、64式小銃は部品の一つ一つまで綺麗に拭き上げてから組み上げ、スライドレールには都内のエアガンショップで買ったテフロンベアリングスプレーを吹き付けてある。諸先輩方や一般人にはすこぶる評判の悪い小銃だが、幸い今まで砂埃の中でも泥だらけのタコツボの中でも作動不良に見舞われたことはない。右に21クリック、ゼロ点規制もバッチリだ。過去に銃剣刺突でガツンとやってしまったようだが、工具ケースに残っていたラベルによると前の持ち主は知り合いの怖い先輩らしいので文句は言わない。
好事家の間では89式小銃ですら駄作のレッテルが貼られ、やれAKだM4だと外国の銃がもてはやされているが、勿論撃ったことなどないし自分には64しかない。少し訓練すれば異常なほどよく当たるし、しっかり手入れして丁寧に扱えばそれほど困ることはない。むしろ女の子を扱うよりも簡単だ。
「小隊、前進用意」小隊長の声が無線から流れた。革手のバンドを締め直す。1弾倉も撃てば小銃の銃身はアツアツになり、ナイロン手袋など簡単に穴を開けてしまう。それに、手にぴったりと馴染む革手のフィット感はそうそう手放す気にならない。
「2班、周囲警戒!」班長のYタケ先輩が吠える。いよいよ攻撃発起位置まで前進する。車載MG手がミニミを装填した。近所の師団から支援に来てくれた気さくなニイチャンだが、もう眼光は鋭く敵陣側を睨んでいる。
「小隊前へ」フル装備の隊員を満載した高機動車が攻撃発起位置目がけて飛び出した。僅か数分の道のりだが、ひどく長く感じる。頭上のミニミが火を吹き、リンクベルトが降ってきた。いいぞ、もっと気前よくブチかませ!襟首からリンクが入ってチクチクするが、取り出すのは後だ。


「下車戦闘用意!」Yタケさんの目が血走っている。号令に続く急制動。
「下車!」ドヤドヤと荷台から降り、攻撃発起線につく。ヤブ越しに敵陣が見えた。ここから約200メートル先、タコツボに潜って砲撃をやり過ごした敵がウジャウジャいる筈だ。
上等だ、ヤッてやる…!

つづく。

  
タグ :雑談


Posted by m14gbbshooter at 10:11Comments(0)

2016年09月07日

GUNSHOP元に行ってきた!

まさかの朗報!来たぜ、俺の夏休み(・ω・)ノ
前回のSACOM WORKSプチレポート(http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e792257.html)に引き続き、今回はガンショップのレポートです。
ということで、我が家でパワースポットとして有名な大分県の中津市にある「GUNSHOP元」に行ってきました。

今では珍しくなりつつある、街のガンショップといった佇まい。近隣住民への配慮か、「物騒な物」が道路から見えないようになっている。
ドアを開けると、そこは趣味の世界。大分県北の趣味人達が持ち込んだ中古品や最新入荷の段ボール箱の後ろには、店長「元さん」の厳選した商品が並ぶ。

直営店以外ではほとんど見なくなった「ガバメントと言えばこの会社」のガバメントも扱っている。
壁にも長物が所狭しと掛けられている。海外製電動ガンや定番の東京マルイ製品に交じり、絶版品のガスガンも。地元のファンと歩んできた店の歴史と、元さんのこだわりを感じることができる。

「海外製品は珍しいのが多いけど、イジってもマルイの性能に追いつくのはけっこう難しいね」笑いながら元さんは語る。平玉火薬モデルガンの頃からトイガンで遊び、趣味が高じてガンショップを開いたという元さんは、当然のことながらエアガン、モデルガンの修理もサクサクこなす。「◯◯社はねぇ、ちょっとした修理だからこの部品送ってくれって言っても『うちに本体ごと送ってこい』って聞かないんだよ。そんなことしてたら送料だけで高くつくし、お客さんに悪いからアフターサービスの悪いあの会社の銃は置いてないんだよ。注文があれば取り寄せるけどさ(笑)」薄利多売の店にはない心遣いが染みる。店内にはイスも用意されており、常連さんが趣味の話に没頭しても疲れないように配慮されている。
ガンパーツのブルーイングについて質問すると詳細にアドバイスを貰うことができた。「安くて沢山入ってるインディがいいよ。バーチウッドは高いからね、発色はいいけど慣れてから使うのがいいよ。材質によって使い分けたほうがいいからなぁ、スチールならこれだね」絶版品のモデルガンをバンバン発火させ再ブルーイングしているだけあり、様々なテクニックも持っている。細部は企業秘密ということで…。

作業台にはチューン用のパーツが山のように置かれ、様々なルブリケーションが並ぶ。「使う場所とか状態によって使い分けるんよ。エアガン専用だけが良い物って訳じゃないし、グリスだけでも色々あるからね。やっぱりサバイバルゲームなら電動ガンが一番だよ。エアタンクもいらないし、いい時代になったよ」

店の奥には塗装ブースも。まさに趣味の城。
パッと見は強面な元さんも実は猫好きで、猫トークだけで何時間も過ごせるほど。
「ヤンチャもやってたし昔はガンバってたけど、年取ったらやっぱ若いモンには負けるよ」ゲームでも進行役やフィールド整備を率先して行い、若手に楽しんでもらおうと尽力している。銃の話題はチンプンカンプンな私の妻にも、飼い猫の話を面白おかしく話して飽きさせないように気遣ってくれた。

「今度はゆっくり来なよ、宇佐航空隊とか桜花とか、見るものもあるしさ」暖かい言葉を頂き、帰路についた。いずれ我が小隊も大分に遠征し、ゲームに混ぜてもらう日が楽しみである。
中津の街角でガンファンを応援してくれる店ー「GUNSHOP元」は年中無休で趣味人達を暖かく迎えてくれる。
「GUNSHOP元」
大分県中津市大字宮夫66番地
http://gunshopgen.militaryblog.jp

そんな訳で、コクサイのM16A2ガスフルオート(新品‼︎)とインディのガンブルー液、ショップのオリジナルワッペンを購入しました。元さん、ありがとうございました!
  


Posted by m14gbbshooter at 01:34Comments(1)

2016年09月03日

タナカM19 2.5in イジる準備

最近けっこう涼しくなりましたね!ブリ返しがあるのではないかとヒヤヒヤしています(・_・; 台風どうなるんだろ…。
昨日は職場の部下ロゥリィが報告書提出でプチやらかしたため、夜勤明けのハイテンションで雁首揃えて上司の元へ指導受けに行ったのでした。
軽い説教の後は会議×2本(‼︎)30時間勤務を終えたロゥリィから夜食の余りのクリームパンを譲ってもらい、ミスも水に流しました^ ω ^

(こんなキャワワな女の子ではない)
部下の一挙手一投足が気になる年頃。楽しいなぁ、中間管理職(;´Д`A

ちょっと時間が出来たので、インナーバレル交換を見据えてM19の首回りを分解してみることにしました。
まず、リアサイトベースの前方にあるマイナスネジを外し、フレーム上部のイモネジを外すとアウターバレルが外せるようになります。

インナーバレルユニットは真鍮のスリーブでフレームに固定されているので、ペンチ等でスリーブを反時計回りに回して外します。スリーブを外すと、インナーバレルはハウジングと一緒にシリンダー側から抜けるようになります。

ここで満を持して登場、マルイパイソン2.5インチ用TNバレル!外径がほぼ同じなので、組み込みはあまり手間かからないはず。

インナーバレルをハウジングから外して…あれ、どうやって外すんだこれ?よくわからんぞ((((;゚Д゚)))))))銀色の輪っかを取ればいいのか?
…インナーバレルの取り外しは今度にして、アウターバレルとのフィッティングを見てみます。
アウターバレルは短い純正インナーバレルに合わせてマズル付近が細くなっており、削らないとTNバレルは入らないようです(・_・; OMG!

TNバレルに変えるとインナーバレルが少しだけ長くなり弾道の安定や初速アップが期待できるのですが、なかなかメンドイ作業になりそうですね。長さも少し調整しないといけないかも。ということで今回はここまでにして、元に戻しました。

うむ、カッケェ。ゴテゴテと派手な外装にするよりも、シンプルな銃が好みです(M4は別)。
とりあえずしばらく中身ノーマルのまま、ホップ強めで撃ってみようかな…?

沖縄出張から早1週間以上経ち、完全に日常のペースに戻っております。

たまになら出張もいいものですよね。

(現実逃避)  
タグ :装備・銃


Posted by m14gbbshooter at 11:52Comments(3)