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Posted by ミリタリーブログ at

2017年11月27日

モスバーグM500(マルシン)チューン!!


官兵衛approved!
マルシンのモスバーグM500はロータリーチャンバー搭載というユニークな構造ですが、基本設計の古さというか細部の詰めが甘いせいか、性能はイマイチなのです。初期型?の5発仕様だと0.15g弾を使ってようやく10m飛ぶかどうかという安全性能(´・ω・`)そういえば昔のASGK自主規制は0.4jだったような…。
綺麗なのを1挺入手できたので、以前に手に入れた初期型を3発仕様に改修し初速アップを狙います。
(SIGOさん大変長らくお待たせいたしましたm(_ _)m)

方法は簡単、スペーサー(1.2cm長に切り出した外径6mmのパイプ)をロータリーチャンバーに挿入し、接着するだけ!今回はアロンアルファ耐衝撃EXTRAを使いました。

こいつを

こうです。切断面は紙ヤスリとルーターで軽く面取りしておきました。

2発分の隙間を埋め、3発給弾にしました。
初速を計測したところ、5発仕様の時は55前後だったのが60強と、およそ5m/sの初速アップとなりました。
※リキッドチャージ式ガスガンの初速は気温により変化します。35℃まで温めた際に98m/sを超えた場合アウトなので気をつけてください!
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e739759.html
参考として過去記事を紹介します。

さて、恐らくモスバーグ購入者が当初悩むであろう分解方法ですが…私もフォアアームやバレル周りは未挑戦です。が、機関部は既に分解組立を何度か経験したので、備忘録的に紹介します。
まずはトリガーグループを止めているネジを外し、フレーム側面のピンをピンポンチ等で抜きます。すると樹脂製のトリガーグループが外せるようになります。ハメ合わせがきついのでちょっと力が必要です。

トリガーグループを外すと、アクションレバー(?)やダミーボルトと共に機関部が取り出せるようになります。スライドさせるようにしてうまく取り出しましょう。

機関部を取り出せたらこっちのものです。まずはレバー状のパーツを外し、

ロータリーチャンバーカバーを外します(紛失防止のためネジを取り付けています)。

BB弾逆流防止バネを破損しないように気をつけてください。
あとはロータリーチャンバーを取り出すだけです。

クリックボールは下側のネジを外すと取り出せるようになります。
ちなみにガスタンクやバルブも少し大きなマイナスドライバーや長物対応のバルブレンチがあれば分解できます。簡単!こいつのガスタンクにも「例のスポンジ」を詰めてあります。
組み立てはこの逆です。機関部のレシーバーへの組み込みは結構コツがありますが、フォアアームを引いたりガチャガチャしていると突然スコーンと収まります。
実射性能やカスタムパーツの量ではマルイのM870に負けますが、整備性の高さや雰囲気などはモスバーグならではだと思います。たまに現行モデルが再生産されていることもあり、消耗パーツが手に入るのも有り難いですね。マルシンさん、今後もよろしくお願いします…!!  


Posted by m14gbbshooter at 23:58Comments(4)

2017年11月27日

モスバーグM500(マルシン)をイジる


ヒートシールド付きのフルメタルガスショットガン、マルシンのモスバーグM500です。マルイのM870がいいかなと思ったのですが、マルイのはバレルとレシーバーの接合部が樹脂のためグラつくと聞いたので、敢えてマルシンのモスバーグを選びました。
モスバーグは映画にも出てくるし、ミルスペック適合で米軍にも納入されてますし…。

「HEAT」ではあちこちで見ることができます。くそカッケェ!

「ゾンビランド」でも出てきたようです。

古い5発仕様のを3発仕様にしたり、ガス漏れジャンク品を復活させたりしました。
細部は次回…。  


Posted by m14gbbshooter at 00:42Comments(2)

2017年11月24日

横田広域警察24時〜Undercover officer “Liz” 〜②

情報活動は一見して地味なものである。むしろ、派手であってはならない。
横田広域警察に配属されてから、リズは潜入捜査官としてその才覚を発揮した。大抵の場合、女性に対しては警戒が甘くなる。体を武器にする必要はなかったし、そのつもりもなかった。むしろ潔癖症なリズは危うい場面を何度か「実力行使」で解決していた。祖父が本国から送ってくれたコルト・コマンダーはコンシールドキャリーにはいささか大柄だったが、頼もしい相棒だった。


リズが現場に慣れた頃、YPDは潜入捜査官をメンバーとした突入チームを編成することになった。敵の懐に入り込み、ここぞという時に小規模の部隊で急襲するという荒唐無稽なコンセプトだ。コールサインは「Raiders」に決まっていた。10人に満たない編成であったが、YPDの中でも優秀な潜入捜査官が選抜され、CQBトレーニングを基礎からやり直し、DAテクニックや初歩的なEODなどを学んだ。リズもメンバーに選ばれていた。
首都圏では変電所のトラブルや駅の停電、信号機の異常など不可解な事件が多発していた。不法分子による都市テロの事前準備と分析した当局の指示により、YPDも捜査を実施中だった。数ヶ月に及ぶ捜査の結果、市街地の雑居ビル内に不法分子のアジトがあるらしいとの情報を得て、遂にレイダースに出動が下令された。
突入作戦に参加したリズは、情報処理能力とSA(状況認識能力)の高さを買われてサポート兼連絡要員を命じられた。「まず有り得ない話だが、俺達がやられたら仇を取ってくれよ」いつも軽口を叩いている突入組長が真っ白な歯を見せてリズの肩を叩いた。任せてください、とタブレットを操作しながらリズは答えた。


周囲が寝静まった深夜、作戦は開始された。6人の突入要員が建物に入って数分、状況に変化は見られなかったが、リズは違和感を覚えた。嫌な予感がする…。無線機から聞こえる雑音に、一定のリズムで機械的なノイズが混ざっていることに気付いた。背中に悪寒が走った。EMPジャマー、少し前まで中東で仲間達と追跡していた厄介な軍事兵器の妨害ノイズ音だ。間違える筈がない。「Raider5 Raider3, radio check」ザリザリという音に混ざり、かすかに応答が聞こえる。「Raider5, this is Raider3, say again broken」捜索は予定通り…と聞こえた直後、ノイズが大きくなり交信不能になった。リズの隣に座っていた小隊長がすかさず「中止」を指示した。「All Raiders,abort! Abort! Abort!」無線で呼び掛けるが応答がない。建物の中からくぐもった銃声が響いた。あれは仲間の持つ拳銃の銃声ではない。恐らく、サプレッサーを付けたライフルだ。慌てて本部に応援を要請した。建物の外なら無線機は使えたが、内部との通信は途絶している。
凶々しい銃声は次第に数を増していった。応戦する銃声は瞬く間に少なくなっていく。見事なアンブッシュだった。
小隊長は周辺監視要員を呼び、内部への突入を手早く計画した。リズも当然のように志願したが、小隊長に止められた。「お前は通信員としての任務を全うしろ。増援を掌握してうまいこと援護してくれ。とんだ誕生日になっちまったな」そう言い残すと、小隊長は部下を引き連れて建物の中に消えていった。リズは自分の誕生日を忘れていたことに気付いた。
指揮システムはエマージェンシーモードに切り替え、近傍の全てのUAVへのアクセス権限を有し、通信容量もハードの限界まで増大していた。しかし、建物内部との通信が出来なくては意味がない。小隊長達らしき人影が建物内の窓越しに見えたが、容赦なく敵弾が浴びせられた。2人が崩れ落ちる姿を見たリズは、車内に残されていたショットガンを手にして飛び出した。
次の瞬間、建物は轟音と共に炎を上げ、リズは衝撃波で吹き飛ばされた。
テロリストの自爆かと考えたが、それにしては唐突すぎる。リズは上空を飛行する所属不明の友軍機がいたことを思い出した。何度か指揮システムでアクセスを試みたが拒否された。爆発の原因は恐らくあれの高高度精密爆撃だろう。
唐突にその意味を理解した。…正規軍特殊部隊レベルの脅威が国内に浸透しているなんて知られたら、この国の体制は一気に揺らいでしまう。そしてEMPジャマー…リズは中東であの兵器の鹵獲、若しくは完全破壊を任務としていた。証拠隠滅、それも徹底的な。リズは怒りで震えた。
EMPジャマーの起動には数十分のウォームアップが必要だった。つまり、奴等はこの作戦を知っていたに違いない。仲間に裏切り者がいるとは考えにくい。…この国で「センセイ」と呼ばれ偉そうにしている連中の中には、海の向こうの友達と仲良しな輩もいる。「高度に政治的なレベル」で意思決定されたらしいこの作戦は、恐らく筒抜けだったのだろう。いずれにせよ「こちら側」に裏切り者がいる。リズは拳をアスファルトに叩きつけた。
バンに戻り、状況を無線で報告した。ふと助手席に目をやると、場違いな包装紙の小包が目に入った。手に取って中を確かめると、CDケースとメッセージカードが入っていた。「Happy birthday, Elizabeth」と書かれたカードの下には曲目リストがあり、「いとしのエリー」にマーカーが引かれていた。リズは思わず笑ってしまった。
奴等のせいで2度も仲間を奪われた。核兵器も弾道ミサイルも海の向こうの話だったが、これは違う。絶対に許さない…リズは炎のような怒りを胸に刻みつけた。
増援が到着したが燃え盛るビル相手にはなす術もなく、野次馬の統制に回ることになってしまった。
翌朝のニュースでは「雑居ビルで大規模なガス爆発」「周辺住民に被害なし」と報じられた。情報統制は完璧だった。
リズは異動の意思を問われたが断固として拒否した。奴等の息の根を止めるまで狩り尽くしてやる。仲間に復讐を誓った。


ヒートシールド付きの散弾銃は肉弾戦で有利らしい。小柄なポイントマンはスラッグとOOバックを器用に使いこなし、敵を制圧するそうだ。強行突入に備え、潜入捜査官と強行班の打ち合わせは大詰めを迎えた。「突入順序は私、続いてあなた達3人だ。質問はないな?」リズは仲間に尋ねた。慌てて強行班の男が答える。
「ポイントマンは俺が…」「心配するな、あんたの弾除けになるつもりはないよ。自分のタマは自分で守ってくれ」リズは子供のような笑いを浮かべながら男の下腹部をこづいた。
「手荒なのは慣れてるんだ。テキザイテキショって言うだろ?さあ行くよ。Let'em have it!」ジャキンと散弾銃のフォアアームをスライドさせ、リズは「悪い奴等」が待つ建物に向かって歩き始めた。

  
タグ :雑談YPD


Posted by m14gbbshooter at 22:50Comments(2)

2017年11月20日

横田広域警察24時〜Undercover officer “Liz” 〜①


散弾銃の銃架には常に1挺分の空きがあった。使用者欄には「Liz」と書き殴ったような署名が残されている。
捜査課の情報員で日系ハーフの元米軍人、小柄で童顔な黒髪碧眼の美少女…の筈だったが、リズはいささか獰猛だった。潜入捜査官にして突入作戦時には自らポイントマンを志願するウォーモンガー…見た目からは想像もできない活躍ぶりだった。潜入捜査官という仕事のせいか署内で仲間と打ち解けた様子を見せることはなく、素顔を知る者は少ない。
リズはYPD史上最悪の突入作戦に参加したメンバーで唯一の生き残りだった。

ほんの数年前、情報部隊の一員としてアジア某国に派遣されていたリズは、情報収集のためチームメイトと共に郊外の道路を移動していた。装甲ハンビーに揺られながら、リズはドアの隙間から見える褐色の地面を眺めていた。顔を上げて防弾ガラス越しに青空を見上げた瞬間、シュッという音が聞こえた。とてつもなく嫌な予感がした。「RPG!」という絶叫の直後、前を走っていたハンビーが吹き飛ばされ、鉄と炎の塊になっていた。続いてリズの乗るハンビーにもRPGが飛んできた。辛うじて直撃は避けられたがタイヤを破壊され、立ち往生を余儀なくされた。「外に出て応戦しろ!」分隊長が吼える。無線で救援を要請したが、到着まで持ち堪えられるか…。
敵は手強かった。銃弾のシャワーが襲いかかり、あっという間にチームメイトは敵弾に倒れた。分隊長も深手を負っている。「俺がやられたら仇を取ってくれよ」笑いながら縁起でもないことを言っている。そこにとどめとばかりにRPGが撃ち込まれた。
爆風で吹き飛ばされ、リズは朦朧とした意識の中、近づいてくる敵を認識した。
地面に横たわるリズを見下ろしながら、ゲリラの男が言葉を発した。「Go home, child. You are free.」蔑むような顔でニヤリと笑い、男は立ち去った。リズの意識はそこで途切れた。
気付いた時には病院のベッドの上にいた。チームは全滅、自分だけが救出されたと知った時には声すら出せずに泣いた。人員の殆どを失った部隊は任務を中止し、リズは帰国することになった。


トランジットの横田基地で第5空軍司令部の知り合いに呼ばれて顔を出すと、「日本での任務に興味はないか?」と聞かれた。原隊に戻れば、きっと自責の念で押し潰されてしまう…リズは二つ返事で引き受けた。新編される日本の公安組織への出向。よくわからないが、プレジデント・オーダーなのだという。「明日また来てくれ」と告げられ、“Kanto Lodge”のルームキーと機内に積んでいた筈の手荷物を渡された。異様な手際の良さだった。



翌朝、A2オフィスに顔を出すと制服を着たチーフが待ち構えていた。応接室に通され、新しいIDと紺色の制服を渡された。真新しいバッジには「横田広域警察」と刻まれている。日本語なら簡単な読み書きと挨拶ぐらいならできる。リズは気分が落ち着くのを感じた。何でもいい、あの悪夢を忘れさせてくれるなら何でもやってやる…。

つづく
  
タグ :雑談YPD


Posted by m14gbbshooter at 23:41Comments(0)

2017年11月18日

ようこそ土曜日&マイクロライトのマイクロレビュー


ロックカントリー歌手のミランダ・ランバートです。

「Gunpowder & Lead」はガンフリークにもお勧め。

So Coooool!
先週「お前、明日から出張な」とブッ込まれ、エラい遠くまで行って1週間ほど夜明け前から深夜までお仕事してきました。いよいよ明日は3週間ぶりの休日…今月はもう270時間くらい働いた(・ω・)
「No music, no life」とはよく言ったもので、やはり音楽は大事ですね。音楽を聴けば大抵のことはどうにかなる気になります。

閑話休題。

今回の出張で持っていってよかったものがこいつ、イノバのマイクロライトです。

月も出てない真っ暗闇でも安心の明るさ。一日中ポケットの中で点滅モードのまま光らせ続け、電池切れになったのが悔しいですが…。15秒間スイッチを押しっぱなしにすれば、PUSH ON とHI-LOW-FLASHを切り替えられるらしい(・_・; 忘れないようにしましょう。
どれくらいマイクロかといいますと、

.308winと45ACPとの比較です。これくらいコンパクトなら、腰から下げていても職質を食らったりせずに済むと思います。軽量なので、ジャケットのファスナーや襟元に引っ掛けても違和感がありません。生活防水だから雨の中でも使えますぜ。
価格も手頃なので1つあると便利だと思います。


テイラー・スウィフトもカントリーに戻ってきてくれないかなぁ。

テイラーは前のほうがギスギスしてなくてええねん。
  
タグ :雑談


Posted by m14gbbshooter at 00:21Comments(0)