2018年06月19日

サバイバルゲームにおける戦術

サバイバルゲームにおける戦術
戦争の本質は人間と人間の闘争である以上、戦略を学ぶことには大きな意義があります。空地一体となって敵の補給線や指揮通信機能を麻痺させ、迅速な攻撃で敵を撃破する「電撃戦」、航空戦力や野砲火力、機甲戦力を駆使すると共に圧倒的兵力で前線だけでなく第2線、第3線まで一気に突破し敵を蹂躙する「縦深攻撃」など、作戦戦略を学ぶのも頭の体操になります。
サバイバルゲームにおける戦術
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が、サバイバルゲームにおいてはもっとブレークダウンした「戦いの原則」や、戦術レベルの知識も大事になってきます。
サバイバルゲームにおける戦術


関東に戻ってきて以来、仲間との戦いは主としてチーム全員が肉声で連携できる範囲内で行動するという戦法を取っており、私もその一員としてやらせてもらってます。ゲーム歴10年超のベテラン勢が一丸となって戦うのだから弱いワケがない。ひどい時には途中でチーム替えを求められる事もありますし、一緒に戦っていれば生存率も向上間違いなしです。ビバ共闘!
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しかし、どうもこればかりではない気がする(=゚ω゚)

ひとかたまりで行動、つまり1個ユニットでの攻撃は、敵に1つの大きいターゲットを与えていることになります。当然、敵にしてみれば包囲して四方八方から攻撃するチャンスを作りやすい状況…
サバイバルゲームにおける戦術

これに対し、複数ユニットによる攻撃は、敵に目標選択を強要してフリーのユニットを作り出したり、敵の火力を分散させることができます。
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また、同時異方向攻撃によって数的優位を確保しながら複数火線で攻撃できます。

金床戦術 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E5%BA%8A%E6%88%A6%E8%A1%93 とは違うんですが…
・長くて15分というタイムスパンかつ狭いフィールド内では鈍重な部隊(金床)は存在しない
・圧倒的戦力差はフィールド内では発生しにくい
・敵の分散した戦力を相手にするにはメリットが少ない
等の理由で金床戦術をそのままサバゲで用いるのは難しいかなと。

で、我の戦力を2個に分け、敵の1個ユニットに対し左右から攻撃を集中して叩くというのが私の持っている基本的な戦法です。
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ツーマンセルによる挟撃の図ですが、これを複数人でやる訳です。
敵が複数の場合は、最も脅威が高く早期に排除すべき目標、又は最も公算が高い目標を選択し、他の敵からの攻撃を警戒しつつ挟撃を図ります。
サバイバルゲームにおける戦術
これでラチがあかない場合は、どちらかのユニットが側面から回り込んで撃破しにいくのも有効です。
当初から完全に2個ユニットに分離して戦えば、敵との不意遭遇でもアジマスを確保できているため、ダンゴのまま交戦するより戦いやすいでしょう。不意遭遇戦は即座に反撃、必要に応じて更に左右に展開し、火力で敵を排除します。
敵の攻撃が強力だったり、撃破が難しい場合は迂回します。プランBは大事です。
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ユニット間の幅は状況により5〜20m、敵から1掃射でやられない程度に距離を取り、進攻速度を合わせて前進します。
もちろん、同じチームの他のグループと連携を取れれば更に強くなるのですが、「いや〜自分達は…へへッ」みたいな対応をされることもよくあるので、なかなか上手くいきません(´・ω・`)
…ソロ参加の人は他のチームメイトとの連携を意識して戦ったり、ソロ参加の人同士で即席のチームを組んでもいいかもしれません。

今回は戦術について紹介しました。ご意見ご感想お待ちしておりますm(_ _)m






Posted by m14gbbshooter at 21:31│Comments(2)
この記事へのコメント
分かりやすい図と説明が素晴らしいですね!
本当は指揮官がいてそれに合わせて動けば最高ですが、中々難しいですね。
連携を取れれば、それだけで強いですが連携をとるのにもあるレベルでないといけないですよね!
Posted by みみ at 2018年06月20日 14:40
みみさん
コメントありがとうございますm(_ _)m
やはり指揮官が機能できるチームは理想的ですが、グループ間連携という形である程度組織戦闘が出来るだけでもかなり有利になると思います。素養があるとはいえサバゲ初参加のビギナーでも連携して戦えたとう実績があるので、ある程度は意識次第でどうにかなると…信じたいところです^ ^;
Posted by m14gbbshooterm14gbbshooter at 2018年06月20日 23:11
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