2016年04月18日

ハンドガンテクニック〜ダブルハンドとマグチェンジ〜

熊本、大分で被災された方々にお見舞い申し上げます。微力ながら、私も支援させていただきます。

ハンドガンテクニック〜ダブルハンドとマグチェンジ〜
今日はハンドガンの構え方と、マガジンチェンジについてです。構えについては以前「ウィーバースタンスでもアイソセレススタンスでもどっちでもよい」と書きました。アイソセレススタンスは正面からの投影面積が大きくウィーバースタンスに比べ被弾のリスクが増える反面、両腕で反動を受けることができるので連射の際はより安定します。私はサバゲではアイソセレススタンスを用いてます。エアガンなら被弾してもダメージがないし、折角教わったのでやってみようかなと。
で、やはり構えで気になるのが手の握り方や重心の位置なので、今回サラッと紹介させていただきます。
アイソセレススタンスでは安定性を高めるため、左手(ウィークハンド)は添えるのではなく、右手(ストロングハンド)と同様にしっかりと銃を保持します。
ハンドガンテクニック〜ダブルハンドとマグチェンジ〜
まず、右手で銃のなるべく上のほうを握ります。ハイグリップというやつです。銃身と手首が近いほど、反動による跳ね上がり(マズルジャンプ)を抑えることができます。1911の場合サムセーフティの上に親指を置くのも良いかと思います。ただし、その際はセレーションで怪我しないよう注意を。
ハンドガンテクニック〜ダブルハンドとマグチェンジ〜
私はMEUピストルにサムガードを取り付けています。
次に、左側からグリップを握るイメージで左手をグリップに当てます。親指は邪魔にならないよう真っ直ぐ伸ばしますが、右手親指に被せても構いません。
ハンドガンテクニック〜ダブルハンドとマグチェンジ〜
そして、右手にぴったりと密着させるように指を曲げていきます。右手と同様に、なるべくグリップの上に寄せるように気をつけます。トリガーガードに擦るようにして人差し指を曲げ、上から順に曲げていくと良いかもしれません。
ハンドガンテクニック〜ダブルハンドとマグチェンジ〜
グリップが決まったら、腕を前に伸ばします。ここで弓道の技術を応用した技(そんな大袈裟なものではないが)を使います。
「肘を立てる」という方もいるようですが、私は「腕巻き」という名前で教わりました。慣れないと結構難しいのですが、前腕部の上部をグイッと内側に入れるようにして内腕を垂直にし、腕を真っ直ぐに伸ばすテクニックです。難しい場合、腕を伸ばす際に肘を外側にして曲げた状態から前に突き出すように腕を伸ばすと腕巻きが入ります。
ハンドガンテクニック〜ダブルハンドとマグチェンジ〜
肘を外にして腕を折り曲げる構えはスタンバイの姿勢として合理的といえますね。
腕巻きを入れておくと、反動で前腕部が上に跳ね上がるのを防ぎ、反動を肩で受けることができます。
腕巻きはワンハンドで撃つ時も効果的です。個人差があるので絶対とは言えませんが…。
ハンドガンテクニック〜ダブルハンドとマグチェンジ〜
(小西ゆかり2曹は予備自衛官になったそうですね。)
弓道と拳銃射撃を関連づけた説明は今まで聞いたことがないので、これは私のオリジナルということで…つまり、「個人の見解であり効果を保証するものではありません」。お許しをm(_ _)m
では、この辺りで立ち方についてです。足を肩幅より少し広めに開いて膝を軽く曲げ、柔軟性を確保します。そして重心が爪先、というか足の指の付け根付近に乗るように上体を前に出します。この姿勢ができてないと反動で体が後ろに持っていかれる上、見た目が何となく素人臭くなってしまいます(ー ー;)
ハンドガンテクニック〜ダブルハンドとマグチェンジ〜
何事も重心は大事です。
常に前傾姿勢かと言われると状況次第なので何とも言えないのですが、スピードシューティングの選手もそうしているのでやはり効果的なのでしょう。
ハンドガンテクニック〜ダブルハンドとマグチェンジ〜
※28.5.3一部修正:足の開きは「肩幅」ではなく、「肩幅より少し広め」ですm(_ _)m

そろそろ飽きてきたと思うので、マガジンチェンジについてサラッと書いておきます。
マグチェンジは基本的に顔の前、いわゆるワークスペースに銃を保持して行います。失敗したら文字通り命取りになるからです。フレッシュなマガジンを持つ際、人差し指をマガジン前面に添えておくとガイドの役を果たしてスムーズに装填することができます。
ハンドガンテクニック〜ダブルハンドとマグチェンジ〜
マガジンを装填した後、スライドストップを下げるかスライドを引いてスライドを閉鎖したら射撃準備完了です。スライドストップを操作する際に指が擦れるなどして閉鎖不良が起こる可能性があるので、確実性を求める人はスライドを引いて勢いよく放したほうがいいかと思います(WAのSCW3やショートストロークカスタムのガスガンでは出来ませんが)。
マグチェンジの際に気をつけるのは、当たり前ですが「トリガーに指をかけない」ということです。装填した勢いでズドン、なんてシャレになりません。

以上、ダラダラとなりましたがハンドガンの構えとマグチェンジについて紹介させていただきました。「エアガンにはこんなの必要ない」という方もいるかと思いますが、何卒ご容赦くださいm(_ _)m その分実フォト多めにしましたので…。






Posted by m14gbbshooter at 13:31│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。