2017年11月20日

横田広域警察24時〜Undercover officer “Liz” 〜①


散弾銃の銃架には常に1挺分の空きがあった。使用者欄には「Liz」と書き殴ったような署名が残されている。
捜査課の情報員で日系ハーフの元米軍人、小柄で童顔な黒髪碧眼の美少女…の筈だったが、リズはいささか獰猛だった。潜入捜査官にして突入作戦時には自らポイントマンを志願するウォーモンガー…見た目からは想像もできない活躍ぶりだった。潜入捜査官という仕事のせいか署内で仲間と打ち解けた様子を見せることはなく、素顔を知る者は少ない。
リズはYPD史上最悪の突入作戦に参加したメンバーで唯一の生き残りだった。

ほんの数年前、情報部隊の一員としてアジア某国に派遣されていたリズは、情報収集のためチームメイトと共に郊外の道路を移動していた。装甲ハンビーに揺られながら、リズはドアの隙間から見える褐色の地面を眺めていた。顔を上げて防弾ガラス越しに青空を見上げた瞬間、シュッという音が聞こえた。とてつもなく嫌な予感がした。「RPG!」という絶叫の直後、前を走っていたハンビーが吹き飛ばされ、鉄と炎の塊になっていた。続いてリズの乗るハンビーにもRPGが飛んできた。辛うじて直撃は避けられたがタイヤを破壊され、立ち往生を余儀なくされた。「外に出て応戦しろ!」分隊長が吼える。無線で救援を要請したが、到着まで持ち堪えられるか…。
敵は手強かった。銃弾のシャワーが襲いかかり、あっという間にチームメイトは敵弾に倒れた。分隊長も深手を負っている。「俺がやられたら仇を取ってくれよ」笑いながら縁起でもないことを言っている。そこにとどめとばかりにRPGが撃ち込まれた。
爆風で吹き飛ばされ、リズは朦朧とした意識の中、近づいてくる敵を認識した。
地面に横たわるリズを見下ろしながら、ゲリラの男が言葉を発した。「Go home, child. You are free.」蔑むような顔でニヤリと笑い、男は立ち去った。リズの意識はそこで途切れた。
気付いた時には病院のベッドの上にいた。チームは全滅、自分だけが救出されたと知った時には声すら出せずに泣いた。人員の殆どを失った部隊は任務を中止し、リズは帰国することになった。


トランジットの横田基地で第5空軍司令部の知り合いに呼ばれて顔を出すと、「日本での任務に興味はないか?」と聞かれた。原隊に戻れば、きっと自責の念で押し潰されてしまう…リズは二つ返事で引き受けた。新編される日本の公安組織への出向。よくわからないが、プレジデント・オーダーなのだという。「明日また来てくれ」と告げられ、“Kanto Lodge”のルームキーと機内に積んでいた筈の手荷物を渡された。異様な手際の良さだった。



翌朝、A2オフィスに顔を出すと制服を着たチーフが待ち構えていた。応接室に通され、新しいIDと紺色の制服を渡された。真新しいバッジには「横田広域警察」と刻まれている。日本語なら簡単な読み書きと挨拶ぐらいならできる。リズは気分が落ち着くのを感じた。何でもいい、あの悪夢を忘れさせてくれるなら何でもやってやる…。

つづく
  
タグ :雑談YPD


Posted by m14gbbshooter at 23:41Comments(0)

2017年11月18日

ようこそ土曜日&マイクロライトのマイクロレビュー


ロックカントリー歌手のミランダ・ランバートです。

「Gunpowder & Lead」はガンフリークにもお勧め。

So Coooool!
先週「お前、明日から出張な」とブッ込まれ、エラい遠くまで行って1週間ほど夜明け前から深夜までお仕事してきました。いよいよ明日は3週間ぶりの休日…今月はもう270時間くらい働いた(・ω・)
「No music, no life」とはよく言ったもので、やはり音楽は大事ですね。音楽を聴けば大抵のことはどうにかなる気になります。

閑話休題。

今回の出張で持っていってよかったものがこいつ、イノバのマイクロライトです。

月も出てない真っ暗闇でも安心の明るさ。一日中ポケットの中で点滅モードのまま光らせ続け、電池切れになったのが悔しいですが…。15秒間スイッチを押しっぱなしにすれば、PUSH ON とHI-LOW-FLASHを切り替えられるらしい(・_・; 忘れないようにしましょう。
どれくらいマイクロかといいますと、

.308winと45ACPとの比較です。これくらいコンパクトなら、腰から下げていても職質を食らったりせずに済むと思います。軽量なので、ジャケットのファスナーや襟元に引っ掛けても違和感がありません。生活防水だから雨の中でも使えますぜ。
価格も手頃なので1つあると便利だと思います。


テイラー・スウィフトもカントリーに戻ってきてくれないかなぁ。

テイラーは前のほうがギスギスしてなくてええねん。
  
タグ :雑談


Posted by m14gbbshooter at 00:21Comments(0)

2017年10月29日

WE M712カービンを見ていたら…〜始動!実録 満洲國日記〜


WEのM712カービン、気になりますね!性能はWEのガスブロなので問題ないだろうし、ショートバレル化したら軽快なカービンとして運用できるんじゃないかなと。モーゼルといえば大陸の匂いがしますが、昔の中国大陸ではモーゼルミリタリー(の形をした拳銃)を持つのがステイタスだったそうです。
WEモーゼルの刻印はどうやら大陸モデルを再現しているようですね。

モーゼルはゲリラもよく使っていたと記録が残っているようです。

ケースを兼ねたストックを使えば携帯も楽だし、拳銃らしからぬ小口径高速弾で柔軟な運用ができたのかもしれません。
将校は自前で拳銃を用意するのが決まりだった(らしい)日本陸軍でも、鹵獲品と思しきモーゼルを使っている人がいたようです。


陸軍将校だった祖父はブローニングとコルトを持っていたそうですが…。
満洲の写真をネットで漁っていたら、当時の写真はそんなに出てこないことに気付きました。詳しい話もあまり…。
そこで、実際に満洲国で生活していた父の思い出話を書いてみようと思います。臨場感を出せれば良いのですが、なにぶん素人作業ですのでご了承ください。
(質問などありましたら父に聞いてアップしようと思いますのでコメント欄からお願いしますm(_ _)m )


郊外の畑は子供の遊び場であり社交場だった。日本人居留地から手製の弓矢を持って飛び出した男の子が、現地人の子供と合流した。ヤジリには小さな針を使っている。今回の獲物は丸々と太った家畜の豚、勝手に殺す訳にはいかない。
満洲人といっても辮髪はしていない。古い風習は30代以上の女性が纏足をしていたのが残っているくらいで、随分と近代的になっていた。相棒も勿論、普通の格好をしている。言葉の通じない相棒だが意思疎通に問題はない。身振り手振りで作戦を説明する。道の端で豚を待ち構え、尻を見せた瞬間にブスリ…2人は目を輝かせながら豚の接近を待った。
豚がゆっくりと近付き、射程内に入った。針矢をつがえ、狙いをつける。豚はまだこちらに気付いていない。今だ!
「ピギィィ!」勢いよく放った矢は見事に豚の尻に命中し、悲鳴を上げながら逃げ去っていった。2人は腹を抱えて笑い転げた。大成功だ。
しかし、次の瞬間に危機が訪れた。草刈りをしていた老婆が、鎌を振り回しながら走ってきた。どうやら豚の飼い主だったらしく、何事かを絶叫しながら近付いてくる。
「逃げろ!」2人は全力疾走した。纏足の影響もあるかもしれないが、そもそも老婆と子供では脚力が違う。無事に逃げ切った2人は道端にへたり込んだ。
「あー、びっくりした」安心した2人は怒り狂った老婆の姿を思い出し、また笑い転げた。

満洲国ー王道楽土の建設を夢見た人々は、毎日を一生懸命に生きていた。  
タグ :雑談満洲


Posted by m14gbbshooter at 22:25Comments(4)

2017年10月28日

Sniper Weapon System 〜YPD in action番外編〜


このストーリーはフィクションです。写真と本文は関係ありません。問題がある場合は削除します。

20XX年 アメリカ合衆国某所 私設レンジ
「…それで、新しい狙撃システムとしてM24を選定した次第ですが」GIカットにスーツというアンバランスな格好の男が、ボルトアクションライフルをポンポンと叩いた。

「この銃には消音器を取り付けられるのですか?」顔に若干の敬意を滲ませながら、ポロシャツ姿の年嵩の男性に質問した。

「ああ、サプレッサーですね?もちろん。マズルにスクリューを切ってやるんですよ」ポロシャツの男性はニヤニヤしながら答えた。スーツ姿の男は感心したような顔でメモを取る。「その場合、命中精度にはどういった影響が…」「高精度のサプレッサーを使えば有効射程内でのバラつきは殆ど出ないのですが、射程は短くなるでしょうな」「なるほど…」
GIカットの男の後ろには、サラリーマン風の二人組がいて、GIカットと同様にメモを取っている。
『スナイパーシステムのサプレッサーキットに言及なし。データに基づく説明できず。終始見下した態度』辛辣なコメントが書き込まれていた。
しばらく会話が続いた後、GIカットが丁寧にお礼を述べて真っ黒なライフルをケースに仕舞うと、サラリーマン風の男達と共に去っていった。
「あの人、CQBの知識は豊富だけどやっぱこういう分野にはそぐわないよなぁ」GIカットは苦笑しながら感想を吐露した。「せめて軍歴があれば違うんでしょうけど、ガンファイトの経験もあるかどうか…まぁシビルならしゃーなしですね」「民間人をアドバイザーに、と言っても無理があったね。あの人は我が社のこと大嫌いみたいだし」サラリーマン風の2人も浮かない表情で話す。
「それより、HKのアポは大丈夫か?」人の良さそうな顔の男が予定を気にしていた。
「大丈夫です。主任の要望は伝えてあります。1000m射場を用意しているとのことです」
「ありがとう。…それにしても、教官要員のヘッドハンティングと企業視察の二足のワラジってのはキツいね。次回から出張は二本立てにしよう」主任と呼ばれた男は笑顔で話しているが、目は笑っていなかった。
全員が腰にライト付きのシグザウエルP226を携行している。少なくともビジネスマンではないのは明らかだ。
「昼食はビルミラーにしよう。やけに腹が減った」
「了解です。糧食費はまだ余裕があるので大丈夫です」
「そうか。まあ、糧食費がなくても俺のオゴリでいいよ。昔から好きなんだ、あの店」主任は少年のような顔で笑っていた。



201X年 横田広域警察 第2待機室
「先輩、なんで陸自はM24なんか採用したんですか?もっと新しいのを採用すればよかったのに」古本屋で買った数年前のミリタリー雑誌を眺めながら、若い狙撃手がGIカットの男に尋ねた。2人は陸自からの出向組だった。
「俺の先輩が決めたんだよ。信頼と実績で選んだら、そりゃM24だろ。国民の税金をガラクタに使う訳にはいかんからな。信頼も実績もない代物を欲しいなんて言っても財務省が認めてくれないんだよ」GIカットが苦笑しながら答えた。
「そんなもんですかね」と若者は納得いかない様子だった。
「納得いかないなら政治屋にでもなって変えてくれや。俺の清き一票をくれてやるぞ」GIカットはカラカラと笑った。
「あー…折角ならラプアマグナムにしてくれてたら良かったのにな。ロクヨンと同じ弾を使うんだもんな」隣でテレビを見ていた隊員が話題に入ってきた。「実は今、用廃になったロクヨンを利用した自動狙撃銃を開発してて、その実用試験がさ…」
今夜の当直は退屈せずに済みそうだ。

  
タグ :雑談


Posted by m14gbbshooter at 22:47Comments(0)

2017年10月25日

Nostalgia


夏が終わり、久し振りにトンプソンを箱から出して手入れした。
初めて銃専門雑誌を手に取ったのは、まだ小学生の頃。ガスガンメーカー各社が最後の輝きを放ち、東京マルイが電動M16A1を発売しトイガン界は新たな時代を迎えつつある時期だった。
JACの広告に目が釘付けになった。ノスタルジアシリーズ第2弾としてトンプソンM1A1を発売。削り出しの本体に実物ウッドパーツ、マガジンケースも実物という豪華な逸品で、値段も超弩級だった。

あれから約20年、数年前に私の手元にJACトンプソンがやって来た。

前のオーナーはコレクションとして購入し大事にしていたものの、何故か手放す気になったらしい。定価の数分の一という信じられない代金で引き取った。
発射機構を取り除かれ、エアガンとしての機能は最早ない。しかし、その圧倒的な存在感は全く色褪せず、輝きを放ち続けている。丁寧に削り出して作られたであろうフレームは、重く硬い響きを奏でる。

ストック金具にこびり付いたグリースは、80年近い年月が経ってもなおその役目を果たしている。塗り替えるべきとわかっていても、どうしても拭い取ることを躊躇ってしまう。

老兵は死なず、消え去りもせず。
我が家の部屋の片隅で、今日もまた歴史を刻む。

こいつを「相棒」と呼ぶには、自分はまだまだ若造なのかもしれない。  
タグ :装備・銃


Posted by m14gbbshooter at 00:12Comments(2)

2017年10月16日

僕は64式小銃が欲しかった!


日本の銃器設計技師が集まり、作動機構は世界各国の軍用銃からいいとこ取りした上、軽量かつ連射時でも有効弾を的に送り込める命中精度を持たせるという無理難題に応えた戦後初の国産小銃、それが64式小銃です。制式採用時にはジェーン年鑑に「世界で唯一、連射時に命中弾を与えることができるライフル」と大絶賛されたそうです。
過酷な要求性能を満たすため犠牲になった部分も多く、分解結合に手間取る複雑な構造、部品の劣化により脱落の危険が高まる部分が多い、フールプルーフが不十分、単射には長過ぎるロックタイム…欠点を上げればキリがありません。
だがそんなの関係ネェ(・Д・)天下のMP5だってバッファ劣化して粉々になるし、M4A1はまともに600発撃ち切れませぬ。レシーバーが凹むG3、ジャム製造機L85、サポートハンド火傷必至のAK…欠点を抱えている銃は案外多いのです。

ゴミが入りやすいと評判のスライド。M9ピストル(ベレッタ92F)も同様の評価でした。よく見ると「A」の刻印が…初期生産型は安全装置に問題があり、暴発しないように改修され各所に「A」の刻印が打たれました。この銃は50年以上現役…発射弾数が少ないとはいえ、部品の一つ一つを丁寧に手入れする隊員の几帳面さが64式小銃の長寿の秘訣なのは間違いないかと。しかし、ボアにハードクロームメッキが施されたレシーバー直接固定式の超極厚銃身、ネジ1本に至るまで鍛え抜かれた鋼鉄で作られた部品の堅牢さ(ばねピン等一部を除く)など、64式のポテンシャルもあなどれません。

64式が海外派遣に長年使われていたのは、派遣される部隊が89式小銃を持っていなかった訳ではなく、64式の信頼性が高いということだったそうです。実際、撃つ前にちゃんと手入れして、歪んでいない弾倉を使えばちゃんと動きます。
なによりその精度は驚異的で、素人でもちょっと訓練すれば200m先のマンターゲット上半身ぐらいなら当てることができるようになります。AKには真似できない芸当ですね。

「これしかないからこれを使う」という面も否めないのですが、無骨なスタイルやクラフトマンシップを感じさせる仕上げなど、64式ならではの味もあります。

「GATE」ごっこをする際には必須ですし(・ω・)ノ
サバゲーマー的には、ご当地LEをやる時にも使えますよ。
で、エアガンとしては過去にTOPが、現在ではS&Tが発売しています。基本的に64式小銃はセミで撃ちたい私としては、ガスブロかガスセミオートのほうがいいよな、電動だとキレを出すにはFET +リポか、DSGか…と悩んでいました。そこに朗報が。
ガスセミ組み込み済みの64式小銃、ウォルナット削り出しグリップ&ストック付き。
悩みは解決しました。

遂に我が家に64式が…‼︎

うわぁ超カッケェ!
TOPの外装にコクサイのセミオートユニットを組み込み、ハンドメイドのストックにMGC製ガスライフル用タンクが内蔵されています。グリップもハンドメイド。実銃を横に置いて作ったんじゃないか?という程の仕上がり(実銃のグリップもチェッカリングは手仕事風)。

御披露目になるはずだったゲームは雨で流れてしまったので、某ショップの20mレンジに持ち込んで友人と試射。薄暗くてよくわからなかったものの、灰皿サイズのターゲットプレートにカンカン当たります。チャンバー構造を変更してつまづきホップを解消しているようです。
いやぁ、これイイわぁ…(・∀・)
他の方のブログにて「TK氏」として超絶マニアックなナイロン装備を紹介されている友人COORDYも「これは素晴らしい…昔を思い出すよ( ̄ー ̄)」と感嘆のもよう。
こんな凄い銃を作り、譲ってくださった前オーナー様、ありがとうございます!

皿形座金にも工夫が。一部代用品を使っているのでクリアランス調整が必要だったのかもしれませんが、Oリングが仕込まれていました。皿形が潰れることもなく、ナイスアイデアです。

誕生から半年を迎えた官兵衛も気に入ったようです。

さて、明日も仕事頑張るぞ…!!

64式小銃が活躍するストーリーはこちら
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e796548.html
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e797281.html  
タグ :装備・銃


Posted by m14gbbshooter at 22:46Comments(4)

2017年10月14日

横田広域警察へようこそ


橋本環奈が警察官やっていたとは!

勢いに乗って始めたご当地LE「横田広域警察」、まだ参加者は数人しかおらず、知名度の低さはご当地LEの中でもかなりのものかと。何故か毎回仕事が入ってしまうため、LE系イベントにも参加できておりませぬ。設定上はけっこうな規模の組織ですが(・Д・)
LEといえば男だらけの印象が強いのですが、もちろん女性警察官も所属していることになっています。警察には人当たりの良さも必要ですよね。悪い奴等を相手にするだけならパワフルな人のほうがいいのですが…

ちなみにYPD in action「横田広域警察24時」には女性キャラは出てきてません。「リアルな描写云々もあるけど、女性が出てこない硬派なところが素晴らしい」とお褒めの言葉をいただいたので、今後もどうしようかなと(・ω・)

華があっていいかなと思いますが、硬派路線も捨て難い。

せっかく当ブログを見てくださる人がいても「横田広域警察って何やねん」となりかねないので、今回は過去記事を抜粋して解説を作ってみました。

横田広域警察(Yokota Joint Police Department、通称YPD)は東京都福生市某所に設置され、米国政府及び在日米軍司令部の依頼を受け、日本国内において米兵の関係する違法行為や犯罪の取り締まりを行なっています。(という建前で、テロや凶悪犯罪、破壊活動などの対処に当たります。必要なら世界のどこにだって行きます。)


主な組織としては、活動の全般を指揮する署長の下、
◯事務などの各種業務を行う「警務課」
◯通常の犯罪捜査や取り締まりを行う「刑事課」
◯特別な捜査等を行う「捜査課」
◯外国機関と連携し、国際的事件を扱う「外事課」
があります。
(特別な捜査等=潜入捜査や強行突入、殲滅作戦など)
米軍の支援も受けつつ、24時間態勢で治安の維持に当たっています。
(補足:捜査課には、主に潜入捜査を担当する「捜査班」、SWATやHRTとして活動する「強行班」、押収した証拠品や遺留品などの分析を行う「分析班」が存在。他省庁からの出向者の割合が高い。)

横田広域警察では任務の性格上、全ての職員に常時武器携行が義務づけられています。拳銃の基準携行弾数は次の通りです。
通常勤務時:15発以上
リボルバーの場合スピードローダー×2個、自動拳銃の場合弾倉×1本が目安です。
突入作戦時:30発以上
突入作戦においてリボルバーを使用する場合は予備の拳銃の携行を強く推奨します。


なお、機関けん銃、小銃等は任務により携行弾数を調整します。複数目標と交戦することが予想される場合又は作戦時間が長い場合、7.62ミリ弾は120発、5.56ミリ弾は180発を基準とします。


横田広域警察は自衛隊及び米軍等から武器の供与を受け、火力が充実しています。全米のLE機関から供与されたM10とM13が拳銃の主力ですが、米海兵隊で用途廃止となっていたMEUピストルも一定数が供与され、陸自で保管されていたガバメントと共に主として強行班=SWAT隊員用拳銃として使用されています。
主な武器
拳銃:9ミリ拳銃、M36、M9、M10、M13、M1911A1
小銃:89式小銃、M16/GAU-5、M14
散弾銃:M500、M870、M1100
狙撃銃:M700改良型、Mk17
擲弾銃:M79

過去記事はこちら
設定について
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e834840.html
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e836612.html
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e840175.html
組織編制について
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e837917.html
YPD in action
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e841263.html
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e844779.html
鬼の副長篇
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e845739.html
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e880586.html
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e881994.html

刑事アクションドラマが好きな方も、潜入捜査官が好きな方も、ラボで研究するのが好きな方も参加できる贅沢な仕様になっております。

誰だって一度くらいあぶデカごっこしたくなったことがあるハズ。

私服系タクティカルLEもいいですよね。
横田広域警察に興味がある方は一緒にどうですか?

この年末は新たにオリジナルパッチも作りたいなと…YPDという訳ではないのですが、計画が先延ばしになっていたThe Black Companyパッチをそろそろ…。


せっかく横田ネタを展開しているので、いずれ当ブログにてアメリカンライクな福生ライフの紹介もしていければと思います。

  
タグ :雑談


Posted by m14gbbshooter at 11:45Comments(0)

2017年10月09日

横田広域警察24時〜YPD SWAT「JEDI」3〜


この作品はフィクションです。また、写真は本文と関係ありません。問題がある場合は削除します。
前回の話はこちら
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e880586.html

パイロットが乗り物酔いになるのはそれほど珍しいことではない。自分で操縦していないと気持ち悪いのだ。ブルーインパルスの教官でさえイザという時のためにエチケット袋を持って飛んでいる。酸素マスクにブチまけるのは以ての外だ。
M4のチャージングハンドルは上から指で引っ掛けるようにして操作する…何事にも確実性を求めるグリーンベレー流の教えには共感できる部分が多い。ジェダイは落ち着きを取り戻しつつあった。LZまでは3マイル、うまくいけば1時間後には到着する筈だ。M4の弾倉は10本、どうにかなるだろう。
移動を開始して少し経った時、事態は急変した。ブッシュから敵の一団が現れた。相対20m、5人のグループが目の前に出現し、慌ててAKを構えようとしている。躊躇う間もなく、ジェダイはM4を構えて射撃を開始した。銃のストックを肩から外していいのは安全地帯だけだ。サイト越しに見える敵は、恐らく急襲を知り慌てて逃げ出した麻薬カルテルの連中だろう。セレクターを180度回すより早いし銃のコントロールを失いたくないから、セミオートのラピッドファイアで敵に銃弾を浴びせ、ほんの数秒で敵の排除に成功した。
ホッとする暇はない。銃声を聞きつけて敵が押し寄せてくる筈だ。ジェダイはLZ目指して走り始めた。急いで仲間と合流しなければ。しかしすぐに敵の車両らしきエンジン音が近づいてくるのがわかり、じきに怒声も途切れ途切れに聞こえてきた。殺気があちこちから伝わってくる。「焦らず、急げ」学生時代に先輩が口にしていた「非常呼集の心構え」を思い出した。
遂に進行方向にいる敵を発見した。やり過ごせそうもないと覚悟を決め、物陰に隠れて十分に引きつける。ファーストルック・ファーストシュートが鉄則だ。敵を片付けるのには数発で十分だった。
すぐに移動を開始したが、銃声を聞き逃すほど敵も間抜けではなかった。ジェダイは追いつかれるどころか、徐々に包囲されつつあった。次第に距離を詰められ、気付けば十字砲火を浴びるようになっていた。これでは企図の秘匿もクソもあったものではない。いよいよ年貢の納め時かと腹をくくり、一か八かの反撃に出た。敵を引っ掻き回し、うまく友軍相撃を誘発した後は一番弱そうな部分を攻撃して突破を図る。計画は成功しかけたが、包囲を脱出し損ねて敵に捕捉された。敵は存外に強力だった。
派手な撃ち合いが始まった。敵弾がジェダイの肩を掠めた。銃弾の消費が激しくなり、既に手持ちの半分を使ってしまっている。この分だと長くは持たない。焦りが理性を支配しかけた瞬間、あり得ない方向から敵に銃撃が加えられた。
LZに不時着した仲間達がジェダイの救援に来てくれた。どうやら三途の川はまだ渡らずに済んだらしい。ジェダイは心底ホッとした。仲間との合流に成功し、犯罪者と呼ぶには些か火力のあり過ぎる脅威から離脱した。



チヌークの撃墜により作戦は変更になったが、作戦目標を達成することはできたらしい。MH-60がジェダイ達をピックアップした後、止めに銃弾の雨を降らせ、敵戦闘部隊は潰走した。


「流石、ニンジャの末裔だな」指揮官は笑いながらジェダイに話しかけた。「お前が最初に仕留めた奴が敵のボスだ。DEAとカンパニーの連中が確認した。DEAの連中が『トランジットまで時間があるから何か御馳走したいが何がいいか』って聞いてきてるぞ」DLI英語課程入校中に妻と食べたフライドチキンを思い出し、ジェダイは思わず声に出してしまった。「ポパイのコンボ、マイルドとスパイシー。サイドはマッシュポテトで」
C-17への乗り継ぎの間、仲間と共にカリカリのフライドチキンをかじることが出来た。ポパイの箱の山を持ってきてくれたDEAの若い捜査官にどうやって手に入れたのか尋ねたが、「我々にも独自のネットワークがあるんです」とニヤニヤするだけだった。
ちょっとしたトラブルはあったが、ジェダイは無事に特殊作戦課程を卒業した。英語課程卒業時に先に帰国した妻には「異状なし」を連絡しておいた。
めでたくJTACスクールに入校したジェダイは、数週間の課程を難なく消化した。出国前にF-2乗りの後輩から話を聞いておいたお陰で、教育内容はほぼ頭に入っている内容の復習だった。



帰国直前、特殊作戦課程のチームメイトが集まり、送別会を開いてくれた。同じ戦場を経験した絆は強い。Spec Opsは特にそうだった。「Coke J tieもやるじゃないか、ジェダイ」片言の日本語で賛辞を送られる。ジェダイは苦笑しながら答えた。「JASDFでいいよ。May the force be with us!」皆が笑った。共に死線を潜り抜け、生還した仲間達のことは一生忘れないだろう。
帰国したジェダイを待っていたのは、JTAC要員養成と戦技研究を担う航空戦術教導団への異動辞令ではなく、警視庁への出向命令だった。「ポスト待ちの間だけ、2年契約だからサ。実戦経験のある幹部ってウチにはなかなかいないし、頼んだよ」と上司に告げられた。候補者が自分しかいないとなると、断る訳にはいかない。
こうして「鬼の副長」は横田広域警察の一員となった。
ポパイのチキンを食べる度に、ジェダイはあのクレイジーな旅行を思い出す。無事に生還できてつくづく良かった。


あれ以来、エマージェンシービーコンの類はガムテープでぐるぐる巻きにして脱落しないようにしている。あんなしんどい思いは二度とゴメンだ。  
タグ :雑談


Posted by m14gbbshooter at 00:30Comments(0)

2017年10月08日

我が家のM4ランサー用ストックカバーを作る

来週末はサバイバルゲームにお誘いを受け、今からソワソワしています。
MRPの照準器をACOGレプリカから小型ダットサイトに換装し、ミドルレンジまでを重視したセットアップに。せっかくスコープを載せても、遠距離だと散るんですよね…。

MRPは官兵衛も割と気に入っているので、しっかり手を入れていこうと思います。

久し振りのサバゲなので、今年いじった銃を性能テストのため持って行くことにしました。

M14に近い長さのVFCのM4ESランサーはスナイパーライフルとしてセミのキレを追求し、机モーター+11.1Vリポバッテリー運用の実験機となりました。カッコいいスケルトンストックを装着するため、九州在住の同僚であるエンジニア源内に作ってもらった配線を使用しています。

このストックはカッコよくてなかなか気に入ってるのですが、チークピースがとても汗を吸いやすい素材でできており、汗っかきの私にはちと困るのです。

そこで、安売りされていた合皮ハギレと100円ショップのマジックテープを使い、ストックカバーを作ってみました。

費用は恐らく500円もかかってないと思います。

採寸を含めて30分程度で作った割にはうまくいった気がします。

本日は新しいコレクションが届き、官兵衛の点検を受けました。…仕事で良い事があったので、その記念ということにしておきます。やっちまったぜ(・ω・)

そういえば最近の装備に合わせるホルスターがなかなか思い浮かばず結局あり合わせでやっていたのですが、良い写真を見つけました。
ビアンキのM12ホルスターですよねこれ。フルフラップで不意の脱落も防げます。どっかで安売りしてないかな…!

それにしても来週のサバゲが楽しみです。  
タグ :装備・銃


Posted by m14gbbshooter at 01:37Comments(0)

2017年10月01日

横田広域警察24時〜YPD SWAT「JEDI」2〜




※この作品はフィクションです。また、写真は本文と関係ありません。問題がある場合は削除します。
前回の話はこちら
http://m14gbbshooter.militaryblog.jp/e845739.html

〜201X年 中南米のどこか〜
ジェダイは些か困惑していた。手元にはM4とP226、そして愛用しているコールドスチールのナイフ…何故ジャングルの奥地で敵に囲まれ、血と泥と硝煙にまみれるハメになったのか。無線機は壊れ、エマージェンシービーコンも紛失した。いよいよ年貢の納め時かと溜息をつきながら、M4の弾倉を交換した。


〜その数ヶ月前〜
災害派遣から程なくして、ジェダイは空幕広報室に転勤となった。救難隊の上司や同僚は祝福してくれたが、市ヶ谷での仕事は決して面白いものではなかった。本音と建前、しがらみ、プレッシャー…色んな物を抱えての勤務はストレスが溜まる。
そんなある日、毎朝放送の取材が乗り込んできた。「災害派遣についてのドキュメンタリー」嫌な予感はしたが引き受けない訳にはいかない。身構えていたおかげで番組取材はスムーズに終わり、雑談になったところで事件は起こった。
「それにしても、自衛隊さんもけっこう無理をするんですね」笑いながら女性レポーターが語りかけてきた。「去年の地震でヘリに乗ってレポートしていたんですが、気付いたら自衛隊のヘリがいきなり目の前にいたんですよ。ビックリしました」
ジェダイは怒りを抑えながら答えた。「奇遇ですね、実はあのヘリは私が操縦してまして。毎朝放送さんのあまりの無謀な操縦に驚きましたよ。高度を突然変えて、あれじゃぶつかりにきたようなものです。本来なら国交省にニアミスの報告を上げるんですが、それどころではなかったので黙ってました。」すると、ブツブツ独り言を続けていたカメラマンが突然キレ出した。「テメェ、何デタラメ言ってるんだ!俺が悪いとでも言うのか!」顔を真っ赤にしたカメラマンに胸ぐらを掴まれた瞬間、ジェダイは反射的に手を捻り上げ、あっという間に床にねじ伏せていた。
後で聞いた話によると、件のカメラマンは報道ヘリのパイロットに無謀な操縦を強要した張本人で、最近はストレスのせいで薬が必要なほど情緒不安定になっていたらしく、レポーターの前で恥をかかされたと思い激昂したとのことであった。しかしそんな事はどうでもよく、ジェダイの悩みは引きちぎられた制服のボタンの付け直しと、「トラブルを起こした責任」を取らされる事だった。
「ほとぼりが冷めるまで、国外訓練に行かないか?」上司に肩を叩かれ、拒否できる筈もなくトントン拍子で手続きが進んでいった。アウトドア趣味と暇潰しにやっていた筋トレが功を奏したのか「日本版JTACの発展に力を貸してくれ。お前、こういうの得意だろ?」とよくわからない理由で米軍の特殊作戦課程とJTAC課程を受講することになった。





語学課程では世界各国の軍人と交流を深め有意義な時間となったし、毎朝5時からのPTは特殊作戦課程に向けた体作りに意外と役に立った。
JTAC課程の前に履修を義務づけられていた特殊作戦課程では、年季の入ったM4と、日本ではごく一部の部隊にしか支給されないシグザウエルP226を貸与された。M4もP226もSpec Opsのよしみでシールズから「お客様用」に譲渡されたらしかった。
訓練は座学、実技と詰め込み式で行われ、基礎体力がなければ落第は間違いなかっただろう。





課程修了が近付いたある日、「卒業旅行」という触れ込みで中南米での麻薬カルテル撲滅作戦にオブザーバー参加することを知らされた時は歓声が上がった。いよいよ作戦参加当日、SOP通りに5.56mm弾500発とSTANAG15本、9mm拳銃弾45発と弾倉3本が配分された時、メンバーから遠足気分が消えた。
他の者と同じく、ジェダイもRRVのポーチに弾倉を詰め込み、残りの弾倉はボール紙の弾薬箱と共に背のうに放り込んだ。中古のレンタル品とはいえ自分の命を守る大事な装具なので、アーマープレートやベストの点検は念入りに行った。
MV-22とC-17とCH-47を乗り継いで現地入りする計画で、旅程は順調に進んでいた。が、チヌークに揺られ間もなくLZに到着というところで事件は起こった。地上から飛んできたRPGに撃墜されたのである。
機体へのダメージは辛うじて不時着できる程度で済んだが、ヘリ酔いで後部ランプの隙間から吐こうとしていたジェダイは運悪く1人だけ機外に放り出され、ジャングルへと落下していった。背のうは下ろしていたが、M4をスリングで吊っていたのは不幸中の幸いだった。
トリプルキャノピーに救われ、擦り傷と打撲程度の負傷で済んだが、敵地のど真ん中に放り出されたジェダイは焦った。頼みの綱のPRC-152は壊れて使い物にならない。エマージェンシービーコンもどこかにいってしまった。
「どうする、オレ…」懐かしいCMのフレーズを口にしながら、ジェダイはM4のチャージングハンドルを引いた。






〜続く〜  
タグ :雑談


Posted by m14gbbshooter at 23:57Comments(0)